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前回のお話で、主上と共に「選択の廟」に入る猫猫と壬氏。

代々皇帝になる者が正解の出口に辿り着けると聞き、猫猫は謎の解明に挑みます!

薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~11巻43話のネタバレ感想です。

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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~11巻43話のネタバレとあらすじ

猫猫はこの国の歴史を思い出し、王母がメインに語られている事に気づきます。

彼女の特殊な眼が、受け継がれているとしたら…。

主上に先祖たちの話を聞くと、猫猫の読み通り…近親同士で婚姻関係を結んでいたと言いました。

そして、目の悪い皇帝がいた事も判明したのです。

もう一度廟に入りたいと言う猫猫に、妃でもない人では…と告げる老師。

すると…主上が笑いながら、妃に召し上げるか!と言ったのです。

壬氏は顔色を変え、ご冗談を...! と止めに入ります。

それを聞いた主上は、壬氏が猫猫を連れて行けばいいと答えました。

命令に従い、廟の扉を開けていく壬氏と猫猫。

主上が一回目に通った扉とは違う扉を進み、正解の出口に辿り着いてみせたのです。

お見事!と老師を驚かせ、主上に説明を求められました。

この廟で正解の出口に辿り着ける者は、赤と緑の色の識別が出来ないのだと猫猫は説明します。

王母の遺伝子を色濃く受け継ぐ者が皇帝になり、駄目なら…王母と同じ瞳を持つ妃を連れて廟の出口を探し当てていたのです。

正確に謎を解いた猫猫に、拍手を送る老師。

王母のような聡明さを讃え、皇族にこのような者の血を入れてみては?と提案しました。

反対もあるでしょうから、お気をつけ下さい…と老師は頭を垂れます。

壬氏は静かに、わかった…と答えました。

彼はただの宦官ではないと思いながらも、知らないフリをする猫猫なのでした。

 

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感想

先祖代々伝わる廟の謎解きに、再トライする猫猫…。

今回は廟の謎と同時に、一緒に付いてきた壬氏にも気になる所が出てきました!

真相を明かした猫猫の解説と、壬氏の正体について予想してみたいと思います。

まず…正解の出口に辿り着くには、王母の遺伝的性質「色覚異常」を受け継いでいる必要があるというのが判明しました。

前回のお話で、老師が「羅門ならわかる」と言ったのは…幅広い医学的な知識が必要だということだったんですね!

現在では学校でも遺伝のお話は勉強しますが、昔は限られた職の人しか知らなかったでしょう。

この色覚異常(昔は色盲と言っていました)、人によって差はありますが…赤と緑
の区別がつかないという症状が多いそうです。

私は小学校で色覚検査をした事があるのですが、不思議な検査だなと思った記憶があります。

本のページに、ピンクや緑・黄色の小さな丸がいっぱい描いてあって…色を答えていくんです。

子供の頃はなんでこんな事をするんだろう?って思ったんですけど、皆が自分と同じ色で世界が見えていない事を大人になって知りました。

自分にとっての当たり前が、他の人には当たり前じゃない…。

驚きもありますが、どんな風に見えているのか…興味ありませんか?

トマトやいちごは、ヘタと実が同じ色で見えているってことですよね…。

なんだか…すごく不思議な空間に飛ばされたような気になっちゃいます!

考えただけで混乱しそうですが、生まれつきの特性なら不思議に思わないでしょう。

この特性を使って、廟の中にある3つの扉から正解の出口を選んだ猫猫。

正解の扉を選ぶためには、色覚異常の人の視え方を把握する必要があるんです。

普通に見えている人には、難易度が高いと思うんですよね。

そもそも…普通に暮らしていては体感出来ないので、知識と想像力を総動員しないと難しいでしょう。

最後の扉は、その場にない色を指定され…壬氏は声を荒らげていました。

それでも猫猫は取り乱す事なく、正解の扉を選んでいるんです。

彼女の冷静で落ち着いた立ち振る舞いが、とても素敵でした!

老師も言っていましたが、猫猫の聡明さは妃としての素質十分だと思います。

彼女なら、他の意見に流されず…夫となる人の力になることも可能でしょう。

このお話で、ちょっとだけ…壬氏と猫猫が結ばれる未来もあるのかな?という予感もしました。

猫猫の口の悪さや毒好きを知っていたら、老師は前言撤回するかもしれませんけどね。

老師といえば…今回の壬氏は、明らかに様子がおかしい場面がありましたね。

もう一度廟に入るなら、壬氏と猫猫が行けばいい…なんて言われてる時点で、彼が皇族と血縁関係があると言っているようなものです。

老師に気をつけろと言われ、壬氏が神妙な面持ちだったのは…自分の立場を理解し、自分や大切な人に危険が及ぶ事を危惧しているように見えました。

未だ解決していない事も多い後宮で、次は何が起こるのか?

まだまだ、目が離せません!

今回の見どころは、真の出口に辿り着いた猫猫のシーンです。

皇族に伝わる特殊な遺伝子を見抜き、見事に老師の鼻を明かしました!

これで羅門とも対等レベルになり、ますます彼女の知性に磨きがかかりましたね。

 

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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~11巻43話のネタバレでした。

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