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前回のお話で、診療所にいる深緑と対峙する猫猫。

さり気なく情報収集していると、噂の美形宦官が入ってきます。

その正体は以前猫猫と対決した翠苓で、彼女は人質にとった子翠に長い針を突きつけ、協力するように脅しました。

その頃、子昌を呼び出していた羅漢。

壬氏が暗殺されそうになった時に見つかった武器・飛発の設計図を見せ、彼を問い詰めますが…?

薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~15巻61話のネタバレ感想です。

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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~15巻61話のネタバレとあらすじ

子昌に飛発の設計図を見せた羅漢ですが、子昌の眼は揺るぎません。

なんのことか解らないと言った上、入手経路も調べるのがそちらの役目だろうと告げる子昌。

すると羅漢は目を細め、壬氏を暗殺しようとした者はもう口が聞けないと言ったのです。

そばに控えていた馬閃は、ゾッとした表情で羅漢を見つめました。

飛発について一通り質問した羅漢は、ニコニコ顔で懐から棋譜を取り出します。

妻と打ったという棋譜を周囲の者に見せ、鋭い一手をベタ褒めする様子に、子昌も馬閃も困惑しました。

そそくさと席を立とうとする子昌に、ジュースでもいかがですか?と聞く羅漢。

そばにあった果実水の入れ物を持ち、「玻璃の杯に注げば赤色が映える」と言います。

その言葉を聞き、そうですな…と答える子昌。

しかし、目の前にある果実水の色は緑色だったのです。

子昌の答えを聞いた羅漢は、叔父貴の言った通りだと呟くのでした。

…羅漢と子昌の対面が終わり、壬氏と馬閃は人のいない部屋に入ります。

壬氏だと思われていた人物は、男装した元上級妃の阿多。

猫猫が失踪したことを知っていた阿多は、父親の羅漢が知ったらどうなるかな…とため息をつくのでした。

時は少し遡り、玉葉妃から猫猫がいなくなったと知らせを受けた壬氏。

玉葉妃の元へ急ぎ、いなくなった時の話を詳しく聞きます。

嫌な予感がした壬氏はその足で、猫猫が入り浸っていた医局に向かいました。

やぶ医者と羅門にも話を聞いているうちに、猫の毛毛もいない事に気づく一同。

羅門は薬棚から香りのよい木の実を取り出し、毛毛が見つかれば猫猫も見つかるかもしれないと告げます。

羅門に続いて外に出る壬氏ですが、ほどなくして部下から毛毛がみつかったと報告をもらいました。

後宮の南側にごく近い北側で見つかった毛毛は、木の根本で気持ちよさそうに酔っています。

近くの木のうろの中から、羅門の持っているものとおなじ木の実と白紙の紙を見つけた壬氏。

羅門は静かに、医局に戻ればわかるかもしれないと告げるのでした。

感想

今回のお話は、羅門と子昌の対決にドキドキしっぱなしでしたね!

狸と狐の化かし合いというタイトル通り、腹の底の読めない二人の会話は謎だらけ。

それが逆に推察力と記憶力を刺激され、1話読んだだけなのに頭がグルグルしています…。

今回は「羅漢と子昌の対決」「猫猫はどこへ?」の2つに焦点を当て、考察しましょう。

羅漢と子昌の対決

前話のラストで飛発について直球で質問した羅漢でしたが、今回も子昌からその話を引き出そうとしていました。

飛発は戦況をひっくり返せる優秀な武器であることや、棋譜の話をしきりに出す羅漢を見て、子昌が戦を仕掛けようとしているのかを探っているようにも感じましたね。

二人から直接戦いの話が出ない所がミソで、本当に腹の探り合い、狸と狐の化かし合いというタイトルがピッタリなんです。

子昌は顔色を変えることなく羅漢と対峙していましたが、どの表情も目が据わっているというか…怖いくらいでした。

子昌も、洞察力のある羅漢を警戒しているのは間違いなさそうです。

戦を仕掛けるとなれば、軍師である羅漢を打ち破らなければならないですからね。

今までは子昌が戦を仕掛ける理由が不透明でしたが、今回はかなりヒントが明かされましたよ!

まず、子昌は国の北を治める子北(シホク)州の王の子であるということ。

娘婿の立場であり、太皇太后から気に入られていたこと。

…それと、赤と緑の色の識別がつかないこと。

このエピソードは葡萄ジュースを使って書かれていますが、赤色と緑色の葡萄を使っています。

身近なものでお話のヒントを作るあたりが、すごいなぁ…と感心しちゃいました!

記憶力のいい方は覚えているかもしれませんが、国を建国した女帝は遺伝的に色覚異常があったんですよね。

よって、この国を治めるためのテストは、健常者とは違う色覚の持ち主でないと受からない仕組みになっていました。

…そうなると、子昌は国を治める資格がある人になってしまうんです。

ただ、ちょっと気になるのは…子昌自身が私利私欲で国のトップを奪うような人なのか?

子昌の人柄は今まで読んだ分だけだと、そこまで極悪人の印象がないんですよね。

過去に身内や知り合いが酷い目に遭って、敵討ちをしたいとか…?

やたらと羅漢が妻の話もしていたので、子昌の妻や子供が関係したりするのかもという推測もできますね。

羅漢も羅漢で、おどけたように妻バカっぷりを披露していましたが…。

狐の耳が生えた羅漢はとても可愛いので、一見の価値あり!

周りからウザがられている姿も憎めないし、相変わらずいいキャラしてますね。

子昌の反応から情報を引き出すのと同時に、叔父から聞いた話の真相を確かめるような素振りを見せています。

私はウソが嫌いな上に顔に出ちゃうので、この二人のようなやり取りは絶対出来ないなぁ…と思いましたね。

茘国の二大策略家の対決、ぜひ漫画で読んでワクワクして下さい!

猫猫はどこへ?

失踪した猫猫を探すために動き出した壬氏は、初めて羅門と会うことになりました。

猫猫がいない時に不謹慎ですが、好きな人の両親に会うのってドキドキものですよね…!

実際、猫猫の動作や言動は羅門から引き継いでいるのだと壬氏は感じているようです。

羅門と一緒に行動する壬氏が、羅門の姿に猫猫と重なる部分を見つけている所が印象的でした。

…きっと壬氏の心の中は、猫猫が無事かどうかでいっぱいなんですよね。

それだけ猫猫が大事なんだなとわかり、なんだか切なくなってしまいました。

せっかく二人の間にぎこちなさもなくなり始め、猫猫も壬氏にもらった簪を持ち歩くくらいラブ寄りになったのに…。

いつも急接近する?!と思わせておいて、焦らすストーリー展開で、クセになっちゃいますね!

そしてもう一つ気になるのが、毛毛が見つかった場所。

後宮の南側から壁一枚隔てた、北側で発見されているんです。

…何だか猫猫が翠苓と出会った場所に近いですし、北側っていうキーワードも引っかかるような…。

子昌が治めている土地も国の北側ですが、後宮の中を茘国の中と同じ様に見立てているんでしょうか?

謎が深まると同時に、どんどん核心に近づく感じもして、ワクワクが止まりません!

猫猫に代わって羅門の謎解きシーンにも、期待しましょう。

今回の見どころは、羅漢と子昌の対面シーンです。

飛発の話から始まりますが、のらりくらりとかわす子昌。

ですが羅漢も一歩も引かず、子昌の化けの皮を剥がそうとしています。

てんでバラバラな話が1本の線で繋がる瞬間が来ると思うと、本当に待ち遠しくてワクワクしますよ!

猫猫の救出劇がどんな展開を迎えるのかも、期待しましょう。

…余談ですが、女っ気のない代わりか今回の毛毛の可愛さは格別です。

それにつられる高順も、普段の堅物っぷりからは想像できない姿を晒していました。

おっさん達の可愛い姿を見たい方、ぜひ漫画を読んで笑って下さい!

 

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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~15巻61話のネタバレでした。

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