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前回のお話では、園遊会の食事の毒味をした猫猫が、里樹妃の食事に毒が入っていることを見破りました。

誰も死者を出すことなく園遊会は幕を閉じますが、未だ真犯人は見つからず…。

薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~2巻8話のネタバレ感想です。

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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~2巻8話のネタバレとあらすじ

園遊会が終わり、後宮は里樹妃毒殺未遂と謎の毒見役の噂話で大盛りあがり。

知らないフリをしている猫猫ですが、友人と話をしているうちに園遊会の簪(かんざし)の使い道を聞きます。

3本の簪と身元引受人がいれば一時帰宅が可能だと知った猫猫は、李白に手紙を送りました。

そして…身元引受人になってもらえれば、花街の妓楼の老舗・緑青館で3美姫と会わせてあげると交渉したのです。

迷った末に条件を飲んだ李白と共に、後宮を後にする猫猫。

彼女を見送る侍女や玉葉妃は、簪と身元引受人の本当の意味を知らないで出かけていった事を面白がるのでした…。

一方、馬車で緑青館に到着した猫猫たち。

店に入るとがめつそうなお婆さんが二人を迎え入れ、3大美女姫の白鈴を呼んだのです。

そのまま奥の部屋に向かう李白と白鈴を見送り、自分の家に戻った猫猫。

師でもある養父との再会を喜んでいると、突然「急患だ!」と男が駆け込んできました。

現場に向かい、倒れた男と妓女に処置を施す二人。

心中に使われた毒は近くにあった煙草だと思った猫猫ですが、養父は他の状況証拠を揃えて事件を解決します。

さすがおやじだな…と尊敬しつつ、本当に心中だったのかな?と疑問をぶつける猫猫。

美しい花園の底にある「毒」は明らかにしないほうがいいんだよ…と養父は静かに諭すのでした。

一時帰宅が終わり、後宮に戻ると…。

なぜか不機嫌そうな表情の壬氏に呼び出され、困惑する猫猫なのでした。

 

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感想

今回は後宮を離れ、久しぶりに外に出るお話でしたね。

印象的だった猫猫が自分の切り札を使いこなして交渉するシーン、薬屋の養父と再会するシーン…どちらも花街を起点にしてお話が展開していきます。

花街と聞くと…女達が美しく着飾り、男の欲を満たす場所というイメージですよね。

現代だと…歌舞伎町とかが近いでしょうか。

ホステスさんがお客様を得るために一生懸命自分磨きをしたり、お店のナンバー1を目指して努力したり…。

中には誰かを蹴落としたり…犯罪に手を染めたりする可能性も考えると、後宮や花街と変わらないですよね。

一方で花街は色々な客が来ますが、後宮は皇帝一人のために大勢の女性が住む場所ですから…昔の皇帝の権限が絶大だったことがわかります。

日本でも昔は大奥なんて制度がありましたし、皆とは限りませんが男って偉くなると女を侍らせたくなるものなんですね…。

今も昔も、欲望に忠実な男と…それを利用する女。

その関係性が崩れない限り、ずっと花街のような場所は無くなりそうにないですね。

そんな花街で暮らしていた猫猫は、里帰りのために李白に交渉を持ちかけるのですが…。

花街で有名な美女を紹介するという、男にしてみたら飛び上がるほどの好条件をエサにしているんです!

たくましいというか…さすが花街育ちというか…肝っ玉が据わっていますね。

使えるものなら何でも使う、庶民根性みたいなものを感じました。

ウジウジせず割り切っている猫猫の性格、嫌いじゃないんですが…人生諦めてる感じもして…私はちょっと悲しくなりました。

そして猫猫の養父も登場しましたが、とても思慮深く落ち着いていて…薬屋という仕事がしっくりくるような人でした。

猫猫の洞察力や落ち着きも、この人から学んでいるんだなと感じます。

後宮では推理も好調な猫猫ですが、今回起きた心中自殺未遂では目の前の可能性だけを判断材料にしてしまいました。

そんな彼女に、思い込みや憶測は判断を危うくさせると説いた養父。

猫猫のしている事を現在の職業に当てはめると、薬屋だけではなく…捜査官や鑑識の様な仕事もしています。

という事は、現場検証でパッと目に入った凶器や証拠に踊らされていては真実に辿り着けないという事。

思い込みや油断は冤罪や誤診を生むこともあり…最悪の場合、命に関わりますよね。

人の命を左右する立場の養父の言葉だからこそ、その重みや真剣さを痛いほど感じました。

猫猫も養父に会ったことで、気を引き締めて事件に臨もうという気持ちになれたと思います。

今回の見どころは、猫猫と養父、二人で心中事件を解決するシーンです。

どちらも推理力抜群でしたが、やっぱりおやじの方が一枚上手でしたね!

ラストでは後宮に帰った猫猫を、なぜ壬氏が不機嫌そうに迎えたのか…。

面白いオチが待っている予感がして、ワクワクが止まりません!

 

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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~2巻8話のネタバレでした。

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