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前回のお話で、青い薔薇を作るという難問をなんとか成し遂げた猫猫。

この話の裏に、羅漢が絡んでいる…。

そう思った猫猫は、彼を呼び出します。

薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~7巻28話のネタバレ感想です。

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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~7巻28話のネタバレとあらすじ

つまらない宴に飽き飽きしていた羅漢は、猫猫の呼び出しに応えます。

彼女の爪に施された爪紅を見て、ある女を思い出す羅漢。

猫猫は羅漢に、将棋で勝負をしようと持ちかけました。

羅漢が勝ったら、猫猫は自分の子に…。

猫猫が勝ったら、羅漢が緑青館の妓女を身請けするという条件を提示します。

それにプラスして、5つのうち3つに毒入りの酒が入った盃を差し出す猫猫。

5回勝負をして、勝者が盃を選び…敗者が飲むというルールで勝負を始めました。

軍師である羅漢の腕は見事で、あっという間に2勝をあげてしまいます。

将棋の駒を見つめ、昔を思い出す羅漢。

彼は幼い頃から、人の顔の判別がつかなかったのです。

彼の才見抜いた叔父は、人間の顔を将棋の駒に見立てて覚えればいいと教えます。

その教えが功を奏し、仕事で成功する羅漢。

緑青館に将棋が得意な妓女がいると聞き、勝負をしに行きますが…結果は惨敗。

妓女だと侮っていたのがバレて、容赦無く鼻っ柱を折られたのです。

この女は、どんな顔をしているのだろう…。

しかし猫猫の、王手です!という言葉で我に返る羅漢。

負けた羅漢は盃を飲み干しますが、あっという間に倒れてしまいます。

慌てる壬氏たちに、この人は私の父で…下戸なんですよ!と言う猫猫。

勝負は私の勝ちですね!と言って席を立つ猫猫は、かつて羅漢と勝負をした妓女・鳳仙とそっくりだったのです…。

 

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感想

今回は色々な衝撃事実が明らかになり、その上…遂に羅漢と猫猫の一騎打ち!

羅漢の特性と、妓女・鳳仙について考えてみたいと思います。

いきなり冒頭から、宴をつまらなそうに見つめている羅漢ですが…なんと彼は、人の顔の区別がつかないという特性持ちでした!

恐らく…彼は生まれつき「相貌失認」と呼ばれる障害を持っていたと推測できます。

失顔症とも呼ばれていて、ブラット・ピットがカミングアウトした事でも話題になりました。

人の顔を総合的に認識することが難しいのですが、それ意外の小さな変化は驚くほど精密に見分けられます。

羅漢が猫猫の爪紅を見て、他の女たちとは違う…鳳仙のしていたものだと見抜いているのが根拠です。

赤いネイルの微妙な色の違いなんて、普通の男じゃ見抜けないんですよね。

女性がちょっと髪型変えたって、男性は気づかないってよく言いませんか?

だけど、羅漢は見ただけで的確に当てにきているんです。

彼の細部を見抜く能力が、飛び抜けているんでしょうね!

彼が大勢の人と生活するとなると、顔を認識出来ないというのは大きなハンデでしょう…。

営業職などの対面の機会が多い仕事ほど、顔を覚えていないと失礼だと思われてしまうからです。

実際…羅漢も出世は見込めないと、父親に愛想を尽かされていました…。

実の親に冷たくされ、羅漢はきっとどうしていいか解らなかったでしょうね。

正直に話をしても、下手したらウソをついてるんじゃないのか?とか疑われていそうで…不憫に感じました。

今の世界でも、珍しい障害や特性はなかなか理解が進まないものですし…。

羅漢の場合は、叔父が解決策を出してくれたおかげで上手に対応出来たようで…正直ホッとしました。

この叔父さんも、なかなかのキレ者ですよね!

こうやって、その人に合った具体策を探し出してくれる人って…カウンセラーさんみたいじゃないですか?

この人がいてくれたから、羅漢は自分の才能を活かせる軍師としてやっていけているんですよね。

そんな羅漢と囲碁勝負をした、妓女・鳳仙。

彼女の立ち振る舞いは、妓女の中ではかなり特殊だと感じました。

お客に媚びるような笑顔も向けず、凛としていて…その姿に高貴ささえあります。

鳳仙にコテンパンにされた羅漢ですが、生まれて初めて…彼女の顔を認識しているんです。

モノクロの世界に初めて色がついたような…言葉では言い表せない衝撃に、羅漢は心を鷲掴みにされた事でしょう。

一目惚れと初恋、そんな予感がして…読んでいた私もドキッとしました。

羅漢の特性があるからこそ、このシーンが他の恋愛シーンよりもグッと胸に来るんですよね!

その後猫猫は、羅漢の事を父だと告白していました。

私は今までの事件の黒幕を羅漢だと予想していたのですが、実際は事件の予兆を察しただけだと言っています。

いかにも仕組んでそうな羅漢の仕草に、まんまとハメられちゃいました…。

私の予想は外れましたが、それじゃ一体誰が…?

新たな謎に頭を悩ませながら、次のお話に期待します!

今回の見どころは、羅漢が鳳仙と出会うシーンです。

人の顔を識別出来ない彼が、生まれて初めて鳳仙の顔を見た時…。

その衝撃が伝わってきて、胸がドキッとしました。

 

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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~7巻28話のネタバレでした。

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