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前回のお話では、後宮に現れる幽霊…そして夢遊病の謎を解いた猫猫。

今回はどんなお話が待っているのでしょうか?

薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~1巻4話のネタバレ感想です。

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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~1巻4話のネタバレとあらすじ

猫猫が裏庭で採れた松茸を焼き、医局の医者と一緒に食べていると…。

一人の男が、かぶれた腕を見せて「呪いを解く薬をくれ」と駆け込んできました。

その男はごみ捨てをしていた最中、木簡をくるんだ女の服を発見します。

そのまま火にくべると、見たことのない色炎があがり…翌日に手がかぶれたと言いました。

それはを聞いた猫猫は、木簡に何かがついていたせいで…火の色が変わったのも同じ原理ですよと説明します。

すると後ろから、お見事!と言う声…。

猫猫はナメクジを見るような目で、ごきげんよう…と壬氏に挨拶をしました。

色付きの木簡なんて、まるで暗号のようだな…と思う二人。

壬氏はハッと自分の命を思い出し、猫猫を玉葉妃の元へ連れて行きます。

部屋に入ると、玉葉妃の隣には主上が座っていました。

深々と頭を垂れる猫猫に、主上は「梨花妃を診てやってくれないか」と言ってきたのです。

治せなければ、首が飛ぶーー!

猫猫は緊張した面持ちで、梨花妃の元へ行くことにしました。

壬氏に白粉は全て破棄した事を確認し、それでも治らないなんて…手の打ちようはあるのか?!と考え込みます。

猫猫を梨花妃の元へ送った後、後宮の中で火傷を負った者を探させる壬氏。

まるでスパイのような行動に、何かあるのではと推測したのです。

そして、自分がどんなにニッコリ微笑んでも決してブレない猫猫の顔を思い浮かべ…。

私が微笑めば、女なんて思い通りのはずなのに…と自信がなくなる壬氏なのでした。

その頃、雑穀粥を作って梨花妃の元を訪ねた猫猫。

しかし梨花妃の侍女に「こんな物を食べさせられない!」と、お盆をひっくり返され…。

感想

今までは後宮の中で、壬氏の元で働いてきた猫猫。

しかし遂に、その目覚ましい活躍が主上の耳にまで届き…梨花妃の治療という勅命を受けてしまいました。

目立つことを極端に嫌がり、面倒くさがっていた猫猫ですが…目立てばこういう場面に陥るという事を考えてのことだったんですね…。

普通の依頼なら断れる所なのに…主上の命令は絶対的で、しかも失敗すれば首が飛ぶなんて!

なんというか…理不尽に尽きますよね。

せめて、断らせてほしい…なんて思ってしまいました。

さすがの猫猫も、この勅命には肝を冷やしていた模様ですが…表向きは騒いだりもせず平静を装っていました。

自分が猫猫の立場だったら、絶対真似できないと思います。

味方も少なく、梨花妃の診断を一人でしなければならないなんて…責任重大ですよね。

でも、妓楼で薬屋として働いてきた猫猫には日常茶飯事だったかもしれません。

感染症や流行り病なども多そうですし…。

今の病院とかだったら、他の先生に診てもらって意見交換なども出来るのに…と思うと、不憫でなりません。

せめて味方がいれば…と思ったのですが、肝心の梨花妃の侍女たちは露骨に嫌がらせをしてきましたね。

このままじゃ、後宮のセオリー通りなドロドロ劇が始まってしまいますが…猫猫はどう切り抜けるんでしょう?

そして、もう一つ気になったのが壬氏です。

今まで自分の美貌を使って女の人を手玉にとってきた壬氏ですが、猫猫には全く通用しないことを痛感していました。

そりゃそうですよね…。

だって猫猫が彼の顔を見る時は、事件の情報を引き出す時くらいですから。

猫猫にとって容姿は、好き嫌いの基準にはなっていないように感じました。

イケメンを自負していた壬氏はショックを受けていましたが、私はざまーみろ!と思ってしまいましたよ…。

自分で書いていて意地悪だなと思うのですが…容姿を利用する人って嫌いなんです。

容姿って生まれつき差があるから、本人の努力ではどうにもならない事がたくさんあるんですよね。

明らかに容姿端麗な人のほうがいい思いをしてると考えたら、ズルいって思っちゃいます。

自分の美貌が通用しない猫猫に対して、特別な感情を抱き始めた壬氏。

ただの変態で終わるのか、違うアプローチで猫猫の気を惹くのか?!

二人の関係もどんどん気になってきますよ!

今回の見どころは、主上に勅命を受けた猫猫のシーンです。

失敗すれば後がない崖っぷちに追い込まれた猫猫…。

緊張しながらも泣き言一つ言わず動き始めた猫猫が、とても格好良く見えました。

 

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薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~1巻4話のネタバレでした。

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